サンゴ砂礫農法による3つのポイント
1. サンゴの多孔質及び礫によりメリハリのある潅水管理ができる →根圏環境を最適に保て健康に育つ
2. サンゴ砂礫培地内のpHを弱アルカリ性で一定に保てる →土壌病原菌の発生率を低く抑える・程よい刺激(ストレス)で糖度が上がる
3. サンゴ砂礫にはカルシウム・マグネシウム等の養分が含まれる →より果実の品質が上がる・培地の寿命が延びる
1.高糖度のミニトマト
本農法により、愛情を込めてやさしくストレスをかけます。
従来の高糖度栽培は、水分制限し水分量を少なく保つ(水分ストレス)栽培が主流ですが、本農法では水分制限を行わず、植物(トマト)が欲しがるだけ与え、伸び伸びと育てます。またサンゴ砂礫(アルカリ)により程よい刺激を与えることにより、植物本来の生命力を最大限に引き出すことが出来ます。よって甘いトマトに育ちます。
2. 安全なミニトマト
本農法により、 愛情を込めてやさしく病気から守ります。
「水分量を少なくする=ストレスがかかる」ストレスがかかりすぎると病気になってしまいます。サンゴ砂礫農法は水分制限を行わず、培地内のpHを弱アルカリ性で一定に保つことで、病気になりにくいトマトに育ち、減農薬に繋がります。
3.高品質なミニトマト
本農法により、 愛情を込めてやさしく栄養を与えます。
トマトの生育に必要な栄養素( カルシウム、マグネシウムなど )がサンゴ砂礫培地からが溶出します。そのため、品質の良いトマトに育ちます。
地域 :北茨城市
種品目 :ミニトマト
経営面積:1.8ha(サッカーコート約3面)
福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産株式会社が2019年に設立した農業部門の子会社です。黒いダイヤ(炭鉱=石炭)からスタートした我々は、第2の経営の柱として、赤いダイヤ(農業=トマト)を手掛けます。
アグリビジネスにより、地域を活性化させる
北茨城ファーム=茨城県
スパリゾートハワイアンズ=福島県
北茨城ファームでは、2019年7月から504㎡の農業ハウスで高糖度ミニトマトの養液栽培をしております。土壌を用いず、栽培ベッドに化石化した天然のサンゴ砂を使用した「サンゴ砂礫農法」を利用しています。
2021年8月に農業先進国であるオランダ式の高度環境制御施設(栽培面積1.8ha)が完成
2021年10月から収穫開始、年間約300トンの生産量を目指す
本体ハウス全景